作：町野マチコ
よく、
「お客選んでるの？」
「殿様商売！」
「威張っているんじゃねーよ」
って言われます
もし私が
面談時言いたいことを隠して
「年齢に比べて、かわいく見えるので結婚なんてすぐよ！」
なんて
煽てたらどうでしょう
人を煽てに乗せることは簡単です
煽てて、煽てて
気持ちよくさせ
入会していただいても
絶対、いい結果は産みません
煽てらてた人は
入会時
「あんた！結婚なんてすぐよ！って言ったでしょう！」
と憤慨されるのが目に見えるからです。
私は、仲人士を始めたときに
大失敗をしました。
当時、清掃業の営業をしていたこともあり
会員の言うがまま、欠点や条件を指摘せず
聞くがままに接していたことがありました。
会員のわがままを助長してしまい
お見合いしても、お断りばかり
結局うまくいかず
「貴方のところではうまくいかないから、ほかの相談所へ行く」という理由で
退会されました。
その会員の事をじっくり考えました
あとから考えてみれば
会員のわがままがすべて通れば
私のところに来なくても
「結婚ができていたはず」
希望というわがままがクリアできないから
自分の要望を聞いてくれる結婚相談所を渡り歩き
「婚活ジプシー」として
彷徨っているんだと感じたのです
なぜその会員の希望というわがままを
を今まで正す人がいなかったのか？
と考えると
各相談所で
「すぐに結婚できます」
「あなたの条件に合った人います」
「頑張れば願いは叶う」
など言われて乗せられた也の果てだと感じたのです。
誰かが、
「そんな希望条件は無理だよ…」
と言えば
考え直し条件を変え
婚活が上手くいったかもしれない！
それから
私は
「営業を捨て！営業するのをやめました」
なんでも、悪いところ・良いところ
素直に言いい、どう対処したらいいかを話そう
と心がけました
面談者には
「そんな失礼な事言われたことがない！」
「お前は何様だ！たかが結婚相談所の分際で！」
「貴方にそんな事言われる筋合いはない！私、帰ります」
など散々な言われよう…
けど中には
「婚活を軽く考えていいました、気付かせてくれてありがとうございます」
「私には解らないことが、はっきりわかりました」
「ありがとうございます、道が開けました」
など
中には
泣かれる女性もいます。
（俺が泣かせてるみたいで…）
そんな、自分を直視できる
会員こそ
プロで他人が指摘した
自分の短所・弱点を知っているので
「婚活を早く終わらせる」ことができるのです。
結婚相談所は塾みたいなところです
塾は生徒はお客様ではありません
生徒をお客様対応していたら
「志望校には絶対合格しません」
仲人と会員は
先生と生徒
師弟関係に近いのです。
最近では、
学校の先生が、
児童や保護者に無理難題を吹っ掛けたり…
ドクターが患者に暴力を振るわれたり…
士業が「なんでもやります！」と営業したり…
先生と呼ばれる人の威厳がどんどん落ちてきています。
プロがいない
「口先だけのにわかプロが増えてきている」
時代です。
「プロや専門家が営業をする」
プロ意識のないにわかプロの仕事です
貴方は
ちやほやされ、
気持ちよく、婚活できるところをを選びますか？
欠点を指摘してくれ、なんでも言ってくれる厳しいところを選びますか？
それはあなたの自由です
「腐女子・おたくの婚活」気になったら
東京・大阪・名古屋 おたく・腐女子の婚活
町野マチコ先生のブログ
「本当はＢＬが書きたい。」
