ミューコネクトが、他の相談所と違い「会員様」ではなく「会員さん」と呼ぶ理由。成婚率を高める「対等な関係」の重要性

ミューコネクトの横井睦智です。
ときどき、「なぜミューコネクトでは『会員様』と呼ばないのですか?」という質問をいただきます。
実は、この呼び方ひとつに、私たちの婚活支援に対する**「成婚のための戦略」**が凝縮されています。単なるフレンドリーさの演出ではなく、歴史的背景や社会問題に基づいた深い理由を解説します。
1. 伝説の設計者ポルシェに学ぶ「プロとしての対等さ」
フォルクスワーゲン・ビートルを生んだ伝説の設計者、フェルディナント・ポルシェ博士には有名なエピソードがあります。
1933年、当時の絶対的権力者アドルフ・ヒトラーから国民車の設計を依頼された際、ポルシェは周囲が「総統閣下」と崇める中で、一人だけ一般人と同じように**「ヒトラーさん」**と呼び続けました。
なぜ敬語の壁を作らなかったのか?
ポルシェは純粋な技術者であり、最高の仕事をするために「政治的な敬語の壁」が集中力を妨げると考えていました。
- 本質を追求する姿勢:敬意を失わずに対等な立場を保つことが、最高の設計につながると信じていた。
- 信頼の結果:この対等な関係から、世界的な名車が誕生しました。

2. 日本の医療現場が証明した「過剰な敬語」の弊害
「様」という呼称が、必ずしも良い結果を招かないことは、現代の医療現場でも教訓となっています。
新潟県病院局や福岡市医師会のレポートによると、「患者様」という呼称が以下の問題を引き起こしていると指摘されています:
- 誤った権利意識の助長:患者側が「自分は客であり、スタッフより上の立場だ」と誤認してしまう。
- カスハラの増加:自己中心的な言動やカスタマーハラスメントが増え、現場の治安が悪化。
- 信頼関係の崩壊:形式的な敬意が、かえって実質的な不信感を生む結果となった。

3. 結婚相談所業界を襲う「廃業危機」と呼称の関係
実は、結婚相談所業界でも全く同じ構造の問題が起きています。
急増するトラブルと廃業
- 廃業数:2023年には、倒産や休廃業・解散を合わせて年間20件以上の相談所が市場から退出しています。
- 苦情件数:国民生活センターには毎年約2,000件の苦情が寄せられており、他の結婚産業と比較してもトラブルが多い現状があります。
なぜ「会員様」がリスクになるのか?
「会員様」と呼ぶことで、一部の会員に「お客様だから何を要求してもいい」という誤ったメッセージを与えてしまう懸念があります。
過度なクレーム対応に追われると、経営者やスタッフが疲弊し、本来の婚活サポートの質が低下します。その結果、成婚率が下がり、真面目に活動している他の会員さんの不利益になるという悪循環に陥るのです。

4. ミューコネクトが「コンサルタント」として貫く信念
私たちが「会員さん」と呼ぶのは、コンサルタントと会員さんが対等なパートナーであるべきだと考えているからです。
「会員さん」呼称がもたらすメリット
- 本音を話せる環境:敬語の壁を取り払うことで、気兼ねなく相談できる雰囲気を作ります。
- 客観的な分析:私たちは「カウンセラー(癒し)」ではなく「コンサルタント(戦略)」です。ポルシェのように、対等な立場で理論に基づいたアドバイスを行います。
- 路地裏のテーラーのような個別対応:一人ひとりの特性に合わせた「戦略的婚活」を実現するため、マニュアルではない本質の議論を大切にします。
最後に:形式的な敬意よりも、本質的な信頼関係を
「会員さん」という呼び方は、あなたの人生の重要な決断に寄り添い、最高の結果(成婚)を出すための工夫です。
オタクで、コミュニケーションが苦手で、「自分なんて…」と思っている方。
そんな方こそ、私たちは対等な立場で全力で支援したいと考えています。
あなたも、私たちと一緒に「戦略的な婚活」を始めてみませんか?
