成婚退会後に破談!? 結婚相談所で本当にあった理由と防止策

「やっと婚活終わったわ…」
結婚相談所で「成婚退会」した瞬間は、誰もが幸せを感じる時です。
幸せの絶頂から奈落に堕ち、思いっきり卵を地面にたたき割るかのような感覚…
「えっ!なんで?、高いお金払ったのに!」
「何がダメなの?わからない」
怖いのは、成婚直後の破談です。
しかし実際には、成婚料を払った後に破談という現実に直面する方もいます。
結婚相談所での「成婚退会」新しい人生のスタートでもあります。しかし、実際には成婚料を払った後に破談するケースも存在します。
14年間、結婚相談所を運営してきた経験から、今回は「成婚退会後に破談する理由」と「防止策」を解説しつつ、成婚退会から入籍までの”緩衝期間”の重要性についても触れていきます。
成婚退会後に破談する典型的な理由
1. 両家の価値観のズレ
よくある対立ポイント
- 同居か別居かの住居問題
- 結婚式の規模や費用負担
- 子育てや将来設計の方針
顔合わせの場で条件の違いが発覚し、破談になるケースが多く見られます。
2. 金銭感覚の不一致
対照的なタイプ
- 貯金重視タイプ:将来のために節約を優先
- 生活充実タイプ:現在の生活の質にお金を使う
日常生活での金銭感覚の違いが衝突を生み、成婚後に関係が破綻する典型例です。
3. 結婚観の温度差
男女間でよく見られる認識の違い
- 男性の認識:「成婚=結婚確定」
- 女性の認識:「成婚=結婚を真剣に考える段階」
この解釈の違いからすれ違いが生まれ、破談に至ることもあります。
それでも起こる破談の背景要因
1. 心境の変化
「成田離婚」のように、旅行や新生活を通して見える態度や行動の違和感が原因になるケースがあります。実際に時間を共有することで、これまで見えなかった一面が明らかになることも。
2. 環境の変化
独身時代の自由な生活から、夫婦として歩む生活への変化に戸惑い、「やっぱり一人がいい」と感じてしまう人も少なくありません。
3. 家庭の事情(親の介入)
娘の独立が寂しい親が、破談へと導くケースもあります。小さな問題を相談しただけで「その人は合わない」と反対されることも珍しくありません。
婚姻届提出タイミングの重要性
破談と離婚の決定的な違い
- 婚姻届提出前の破談:戸籍に記録されない
- 婚姻届提出後の離婚:戸籍に永続的に記録される
離婚歴は戸籍に残り続け、削除することはできません。この記録は本人だけでなく、将来の世代にも影響を与える可能性があります。
成婚退会から入籍までの「緩衝期間」の意味
多くの成婚者が選ぶ慎重なアプローチ
会員さんの中には、成婚退会後すぐに入籍するのではなく、結婚式の直前に入籍する方もいます。
実際、成婚退会者の約8割が成婚退会から2〜3か月ほどの期間を空ける傾向があります。
緩衝期間が果たす3つの重要な役割
この期間は「冷却期間」ではなく、以下の緩衝期間として機能します:
お互いを確かめ合う
- 日常生活での価値観の確認
- 将来設計の詳細な話し合い
- お互いの家族観や宗教観、金銭感覚の擦り合わせ
結婚生活をイメージする
- 住居の選定と準備
- 家計管理の方法決定
- 役割分担の明確化
両家との関係を整える
- 両親への正式な挨拶
- 結納や顔合わせの実施
- 結婚式の準備と調整
仲人を活用する重要性|破談防止の最大のポイント
成婚退会をした後でも、一度仲人に相談することは非常に有効です。
私自身、14年間の活動の中で「成婚後に破談」になったケースを何度か経験しました。しかし、その際に事情を丁寧に聴き、仲人として調整に入ったことで、関係を修復して結婚に至ったご夫婦もいます。
また、一方的に破談にされてしまった方が、再度トライして結婚を叶えた例もありました。
一方で、多くの結婚相談所では「退会したのだから、あとは自己責任」と突き放すケースも少なくありません。さらに、成婚料については契約書に「返金不可」と記載されているため、返金請求が通らないのが実情です。
特に注意していただきたいのは、「相手が結婚してくれるはず」と思い込み、自分の判断だけで成婚退会をしてしまうケースです。この場合、たとえ相手が入籍の意思を固めていなかったとしても、成婚退会は成立し、相談所には成婚料を請求する権利が発生します。
だからこそ、退会前に一度仲人に相談し、状況を整理してから判断することが、安心して結婚へ進むための大切なステップなのです。
結婚相談所婚活の特徴を活かす
結婚相談所の婚活は「恋愛婚活」とは違い、感情だけでなく計画性が重視されるのが特徴です。
だからこそ、成婚退会後も「仲人を味方につける」ことが、破談を防ぐ大きなポイントになります。
まとめ|成婚料を無駄にしないための総合対策
成婚退会後の破談の主な原因
- 両家の価値観のズレ
- 金銭感覚の不一致
- 結婚観の温度差
- 心境・環境・家庭の事情
効果的な防止策
- 成婚退会から入籍までに2〜3か月の緩衝期間を設けることでリスクを軽減
- 仲人への継続的な相談で客観的な視点を得る
- 婚姻届の提出タイミングを慎重に検討する
**結婚はゴールではなくスタート。**計画性を持ち、仲人と共に歩むことが、幸せな結婚生活への最短ルートです。
成婚料を支払った投資を無駄にしないためにも、焦らずに確実なステップを踏んで結婚に向かうことをお勧めします。
