【相談】価値観の一致が重要? オタク婚活のリアルな現実
オタク婚活成功者からのアドバイス
会員さんからの相談で「価値観」についてよく聞かれます。「お相手がどんなひとかわからない」「何を考えているかわからない」簡単に言うと会話不足です。会話や行動などから相手がどんなひとか?わかってきますが
婚活では、よく「価値観」が大事と言われますが、「価値観」って何でしょうか?考え方の一致なのか?生活リズムの一致なのか?金銭感覚の一致なのか?趣味の一致なのか?価値観という、あいまいな言葉に迷うことが多いと思います。
辞書で調べて観ると
価値観(かちかん)とは、個々の人が物事を判断する際の基準や規範を指す言葉である。これは、個々の経験や教育、文化背景などにより形成され、人々の行動や選択、意思決定に影響を与える。価値観は、社会生活を営む上での行動指針となり、人間関係やコミュニケーションの質を左右する要素である。 価値観は、個々の人だけでなく、集団や組織、社会全体にも存在し、その特性や行動規範を形成する。例えば、企業の組織文化や国や地域の風土、伝統などは、共有された価値観によって形成される。
weblio辞書から引用
AIに聞いてみると
価値観とは、個人や集団が何を大切にし、どのような基準で物事を判断するかに関する考え方や信念のことを指します。人それぞれ異なる価値観を持っており、これは文化や環境、教育など様々な要因によって形成されます。価値観は行動や意思決定に影響を与え、人間関係や社会生活において重要な役割を果たします。価値観は時と共に変化することもありますが、基本的な価値観は個人のアイデンティティ形成において重要な要素となります。
Monica
読んでいても、ざっくばらんでわかりません。オタク婚活における「価値観とは?」を話していきます
価値観の一致が結婚に至った実話
ミューコネクトでは、「成婚退会インタビュー」と言って、成婚者の声を聴いています。インタビューの中で「なぜこのひとと結婚したいと思ったか?」という事を聞いています。価値観の一致はどのようにして解るのか?参考にしてください
好きな声が一緒だった 30歳 女性
デートで映画を観に行くことになりました。彼が、「あの主人公の声好きなんだよねー」(私も好き!)と共感した時から、「このひとよいかも?」と思ってから、彼に興味を持つようになりました。お互い声豚(声優オタ)ではないので、推し声とかあまり意識していませんでした。
コーヒーが苦手 29歳 女性
お見合いの時、私がコーヒーが苦手で、お互いジュースを頼んだことから、彼が「コーヒーとか紅茶とか苦手ですか?」と聞かれ、「苦いのは苦手です」と答えたところ、「私もです」そんなところから、親近感がわきました
デートで割引券を使う彼 33歳 女性
デートの時、彼は必ず、商品券や割引券を使うところから「金銭感覚」が合うと思いました。私の家は、身内が事業に失敗し、お金に困りながら生活をしていた事もあり、なるべく質素に暮らしていました。そんな事から「このひとなら」と考えるようになりました。
ごみを持って帰る彼 30歳 女性
デート中、彼はごみを持って帰る変な癖があります。鞄の中にはビニール袋があり、その袋にごみを入れていきます。「なぜ、ごみ袋を持っているの?」と聞いてみると、「適当にごみを捨てるという事に罪悪感があるから」、ごみは家に帰って捨てるそうです。そんなまじめなところに共感した。
あげるとキリがないのですが、まとめてみると「共感」が価値観を知るきっかけになる事がわかります。
男性オタクが陥る、「推し=価値観」
オタク婚活でよくあるのは、「趣味の一致」というところで共感を得やすいから、オタク同士という考え方があるのですが、成婚するケースが少ないのです。なぜでしょうか? 原因を上げていきます
推しが圧しになる
オタクに多いのが、推しが圧しになる事です。「好きを熱く語る事が、自分を理解してくれる」と思う人です。この考え方は危険で、受け手(聞いてる側)から見ると、「考え方の押し売り」になり、最悪、嫌悪感を植え付けることになります。オタクが嫌われる理由でもあります。オタク同士では「ブヒる」(豚の様にブヒブヒいう事)で済まされますが、あなたを詳しく知らない人に行うのはやめておいた方がいいです。
代理共感に注意!
趣味での共感は、私は「代理共感」と呼んでいます。「趣味を介在して相手とつながる」という事です、簡単に言うと人間関係のつながりがビジネス的であるという事です。ビジネス的つながりとは、「自分⇔(利益の一致)⇔相手」です。ここで、「納品が遅い」「利益が出ない」などの利益の一致がなくなれば、関係性は消滅します。
オタクの人間関係も同じく「自分⇔(趣味の一致)⇔相手」になり、互いの人間関係の間に、共通する何かが入ると、「代理共感」になります。オタクに多いのが、オフ会で仲良くなったが、共通した作品が下火になると集まる機会が少なくなり会うことすらなくなる」という関係性に近いのです。何かを介した人間関係は破綻しやすいのです。
価値観のすり合わせに悩むオタクの悩み解決策
相手の価値観を知るには、「相手との共感」がどれだけ多いかです。簡単に言うと、年輪のように「共感したこと」を重ねていくのです。私は「共感のミルフィーユ」と呼んでいます。物理的にも、一枚板と何層も重ねた板(合板)では、強度が倍以上違います。交際中にどれだけ共感したことが大事です。簡単に言うと「くだらない話をして、どうでもいい共感をどんどん増やして積み重ねていく」ことだと思うのです。そうすれば、互いの価値観を感じることができるのです。
結婚相談所でよくあるケースが、自分のタイプという思い込みで交際し、仮交際で相手と会う時間が少なく、会話も少なく、本交際に入る例です。交際期間は長くてもお互い「共感の積み重ね」(ミルフィーユ)ができていないため、本交際に入り「価値観のすり合わせ」をしても互いを知らないため、破談になるケースが多いのです。仮交際でどれだけ相手と「共感のミルフィーユ」ができるかが大事なのです。