オタク婚活の現実を知る
オタク婚活というと、「オタクどうしのマッチング」と考えるひとが9割だと思います。私も、名刺交換などでお話をすると「オタク同士のマッチング」ですか?と聞かれますが、ミューコネクトの場合、「いいえ違います」と答えています。「オタクがどのように婚活市場で戦えるか?成婚できるかを伝えています」と答えています。
オタクは昔から、「気持ち悪い」「きたない」「わけがわかない」など昭和の時代から言われ続けてきました。今では、オタクがcoolとしてもてはやされていますが、それに代わる「チー牛」という言葉も生まれて、オタクにとって代わる言葉になりつつあります。オタク婚活の現実を、日本で初めてオタク専門の結婚相談所を作った私が解説していきます。
オタク婚活のイメージと実際
先ほども、話した通り「オタク婚活」は、オタク同士のマッチングを中心にしている所が多く、街コン・婚活アプリから結婚相談所まで浸透しています。出会いの場になると、互いに「オタク」というキーワードで集まってきているためか、オフ会のような「オタク話しかしません」しかも、身なりなど普段のコミケに行くようなオタクスタイルで来るため、女性は化粧をしていない、フリフリのロリータ服、缶バッジのついたトートバッグ、男性は身なりがだらしないなど、婚活ではなく、「オタク同志」を探す要素が強く、「オタク婚活気持ち悪い」と言われる由縁でもあるのです。しかも、参加者も互いを見て「気持ち悪い」と思っているため、「オタク婚活気持ち悪い」と同族嫌悪していると考えます。
オタク婚活と謳わない結婚相談所
「オタク女子」などは、そんなオタク男子を観てきているため「私はオタクだけど、オタクと結婚したくない」と改心しそんなオタク女性にウケる結婚相談所もあります。あえて名前を隠しますがそこはオタク向けとは謳っていませんが、仲人の属性がオタク属性というキャラクターを出し共感性で会員を集めています。会員層もガチオタというより「ゆるオタ」が多く、女性のプロフィールにも趣味アニメ(ハイキューなど)とか書いています。しかも、なぜ書くか?というと「オタク男性を引き寄せる」(オタクホイホイ)で申し込みを増やすための戦略でもあると聞いたことがあります。結局、属性によって来る「キモオタホイホイ」でしかなく。理想を裏切る形になるのでは?と考えています
「オタクはオタク同士」と謳っていた結婚相談所
もう一つは、オタク産業で商売をしている所になります。「オタクはオタク同志」というコンセプトで開業しましたが、自社で会員集め自社内でマッチングさせると思いきや、結婚相談所加盟最大手の●●●と提携し「オタクはオタク同志じゃない」と当時、ツイッターで荒れたことがあります。実際、仲人(カウンセラー)も経験値が少ないと聞いたこともあります。ここもプロフィールにオタク属性を書きまくり猛烈オタクアピールをしてきます。
そんなこともあり、お見合いの席で、「急にアニメの話」や「オタ趣味の話」をするため、他の相談所会員は「驚きますし」たとえオタク同士でも、「ドン引きする」こともあるそうです
オタク同士合わせるだけでこれと言ったアドバイスはない
双方とも、どんなアドバイスをするのかというところがわかりずらく、成婚実績の数字、受賞歴を高々にあげ、アドバイス方法に疑問を感じるところがあります。会員数が多いと成婚数も増えます。オタク同志にこだわる人なら好いかと思います
実際の所、ミューコネクトの場合は、開所当初から、「オタクにこだわらない」婚活を提唱しています。その対抗として「オタクはオタク同志」という逆張りの方針を立てたと考えます。ミューコネクトの婚活の考え方は、「オタクが属性にこだわらず、婚活で人並みに嫌われることなく婚活を進めていく」という考えがあります。
ミューコネクトのオタク婚活とは?
など、ある意味、「オタク独特の灰汁を抜く」方法を取っています。そのおかげもあり、問題なく婚活を遂行できています。
オタク婚活の年齢層と特長
オタク婚活の年齢層は、コロナ禍前までは、30代~40代初めが中心でしたが、コロナ開けぐらいから、20代後半と増えてきました。自らがオタク属性で異性との交際経験がなく、「自分で自力の婚活は無理だ、けど結婚はしたい」と悟る人が多く中には「30歳までに結婚」と考えるオタク女性も多く、そんな女性ほど、年内で成婚するひとが多いのです。
結婚相談所でオタク婚活をされる方に多いのが、「高学歴」「高収入」「安定職」(上場企業社員)「研究職」「職人」「専門職」(ナース・医師・弁護士など)「SE」などが多く仕事がら、内に籠る仕事が多く、コミュ力が弱いところもあります。大半の所がコミュ力に対して指摘しておらず、会話の内容もそぐわない話をしてお見合いが成立しなくても放置という場合もあります。数だけこなせばそのうち…という考えが横行しているのも現状です。
ミューコネクトでは、失礼ですが「会員の弱いところを指摘する場合があります」婚活は「ただの結婚相手探し」ではなく、婚活を通じて「自分を見つめなおす」機会になるからです。服装やマナー、気遣いなどなど会員に伝えもし会話が苦手なら、「異性と会話をできるようになる」ことも結婚だけでなく、婚活以外に成し遂げた一生の財産になるのです。そんなことも余計なお世話ですが、伝えています。
婚活が地獄と感じる理由
私は、「婚活は戦場」だと伝えています。そんなこともあり「婚活は感情で考えたら負け」と伝えています。大半のオタク婚活は、「恋愛」で考えるところもありますが、オタクは、「感情で感じる」ことが出来なかったり、「感情の調整」のコントロールが出来なかったりするケースがあります。その為、恋愛で考えると「推しを選ぶよう」にお相手を選んで失敗したり、お見合いを申し込んでも、「相手からの反応が無かったり」申し込みが来ずメンタルを傷つくことがあります。おたくのひとほど「婚活は地獄」になる傾向があります。
但し、気の持ちようで婚活は変わります。ただがむしゃらに婚活をすると「地獄一直線」になり、婚活に失敗するケースが多いのです。先ほど、「婚活は戦場」と話しましたが、どのようにしたら、「婚活戦線で勝利になるのか?」戦略を練ることであなたに有利にことを進めることができます。戦略は独りで考えると「独りよがりで都合のいい」作戦になる為確実に失敗しますが、結婚相談所の担当と相談して婚活を考えることができるため。地獄になることを避けることができるのです。地獄化を避けるには
オタクが、地獄の婚活をすんなり終わらせるには
- 自分が向いている婚活コンテンツ、相談所を探す
- 都合のいいコピーや情報に惑わされるな
- 恋愛や感情に支配されるな
- 基本、婚活は短期決戦 一年以内で終わらせる
- 婚活の計画を練る
- 自分の性格を客観視する
- 自分の強み、弱みを知る
- 名軍師(コンサルタント・仲人・カウンセラー)をつける
- 戦略的に考える
オタク婚活は、都合のいい言葉に踊らされず、きちんと考えて婚活すれば、「気持ち悪くもなく」「地獄にもなりません」普通の婚活です。なにも考えていないひとほど失敗するのです。あなた次第なのです