【婚活理論】意外と誰も知らない「SVR理論」を知れば、コミュ障でも婚活はチョロい
私は、今でも「愛ってなんだ?」「ひとを好きになる」ってなんだ?をいじめられっ子の事から今まで考えていました。よく相談で、「どうしたら、相手を好きになれるのですか?」という問いを受けたり、結婚相談所のお見合いは「愛がない」とか「好きでない人とどうして結婚できるのか?」など聞かれることがあります。そんな答えを心理学を交えて話します。
バーナード・マインスタインが提唱する「SVR理論」です。恋愛関係が深まるにつれて、「パートナー」が求めるものが変化していく理論であります。段階が3段階あり、私も結婚相談所を運営していて「なるほどー」と感心するぐらいの理論になります。私は「愛とか恋とかわからない人は理論で考える」ことを伝えています。
もともと、対人仕様、恋愛仕様ですが結婚相談所仕様にカスタマイズしてお伝えします。
S (Stimulus = 刺激)
:恋愛の初期段階で、外見的魅力やファッション、社会的地位、会話の面白さなど、表面的な要素が重要となります。お見合いの場合だと、「プロフィール・写真・お見合い」になります。一番大事な要素です。ミューコネクトでは、プロフィールやプロフィール写真に力を入れます。結婚相談所はプロフィールを書いて「即!登録!」になりますが。戦闘能力のない人に戦いに行かせるものだと考えています。婚活準備(初動)に1ヶ月かけプロフィールや写真を練ります。
プロフィールを作ると「持ち上げすぎ」「盛り過ぎ」と言われますが、それだけ他人目線と自分目線とでは違うのです
外的魅力とは?
お見合いの場合は男性はスーツです。女性の場合はワンピースかツーピースです。「どんなひとと会いたいか?」ということを考えながら「外的魅力(服装)」を作り上げていきます。結婚相談所婚活は恋愛とは違うため「ファッション」は問題は関係ないと考えます。ファッションは「センス」が要素が強く、幼少に頃から「色彩感覚」や「センス」が問われます。そんなセンスがない人が服装コーディネーターに頼んでも、服装にポリシーや思い入れがない為「3日で元通り」になる例が多いのです。私は、服装のセンスを学ぶより「スーツの着方」を覚えたほうが、男性会員さんの為になります
社会的地位とは?
「スーツは社会的地位」を表すものです大半の日本人は知らないのですが、スーツはファッションではありません。欧州では「自分の身分を表すもの」になります。基本、「労働者」が着るものではなく、インテリや経営者が着るのがスーツです。日本のスーツは「労働者の連帯」を表すための制服のような服装です。
私の会員さんは、高学歴のインテリジェンスが高い人が多い為、そのような方には「スーツを仕立てる」スーツの着方をお伝えしています。スーツの着こなしは「ルール」です。着こなし方のルールを学べは「ファッションセンスがなくても」カッコよく見えるのです。
女性の場合、普段、「着るのは恥ずかしい…」女子力の高い服装を着ることをお勧めしています。私は、「魔法少女理論」と話していますが、普段は、ジャージでも地味でもいいので、「お見合の時だけ変身」してくださいと話しています。これだけで「自己肯定感」が上がります。
男性も女性も「お見合の時だけ」変身すればいいのです。それだけで「外的魅力を上げる」ことができるのです。
会話の面白さって…
よく、会話の面白さと言われますが、はっきりいます!お見合いの初対面で「面白い話ができる人」は1割もいません。あなたはお笑い芸人ではないからです。できるのなら「結婚相談所」には入会せず「自力」でなんとかできるはずです。
私は、「会話が面白い」ということはなく、「このひとと会話、今まで会ってきたひとと違う…」と思わせるということだけでも会話の中で刺激になります。お見合いの席で「こんな話したことない」とかでもいいです。自然に引き寄せられる会話ができるようになります。
但し、「自分がウケる話が相手にウケない」ことがあり、よくある事例が「オタク話」ですプロフィールを観て話される方もいますが、「ウケてるふり」をしているだけです。やめたほうがいいでしょう
出会いで、相手に「刺激を与える事」が大事です。いろいろ考えてみて「自分にあう刺激の与え方」を考えてみるのもよいでしょう
刺激が強すぎても嫌われる傾向はあります。「相手はどんな刺激がちょうどいいのか?」を考える事が必要です。
V (Value = 価値観)
交際が始まると、共通の趣味や生活観、人生観などの価値観の一致が重要になります。特に婚活女子で多いのが「価値観が合わない」と大半の婚活女子がいますが、そんなひとに限って「自分の価値観を相手に押し付けているだけ」で独りで「理解してくれない」とがたがたいう人です。私は、「価値観のすり合わせ」と話していますが、価値観のすり合わせが自然にできるようになったら、「結婚を考えてもいいか」と思ってもいいのです。
共通の趣味は「恋愛的思考」
共通の趣味での盛り上がりは実は「すぐに冷めてしまいます」。私はオタク同士でも「趣味傾向がズレている」ひとのほうが「お互い、オタクである」という共通認識だけでよいのです。ある例が 男性が「特撮オタク」女性が「声優オタク」など焦れている方がいいのです。「お互い我、干渉せず」の方がうまくいきます。「お互いオタクである」という認識だけでいいのです
結婚相談所婚活に大事なのは「生活観、人生観などの価値観」
私は、結婚相談所に「恋愛的価値観」を持ち込むと失敗すると話しています。簡単にいうと「お互い息が合う」「肉体的にあう」などです。この手の感情や快感でつながるものを「恋愛的価値観」と呼んでいます。
結婚相談所婚活は、恋愛的価値観を排除したほうがうまく事が進みます。生活観を表すと、「マンションか?戸建てか?」「地方か?都会か?」そんなことが生活観の価値観にあたります。逆にお互いあいすぎるのも「生活のマンネリ化」を生むことになります。価値観は完全一致ではなく「多少ズレてる」ぐらいが、良いと私は伝えています。
所ジョージさんは、奥さんと「価値観が合わないから面白い」と話しています。けどある程度、理解は出来んが「価値観を認めている」ところが夫婦円満の秘訣だと私は思うのです。
自分の価値観を押し付けたり、合わせたりするのではなく「価値観を理解するのではなく、お互いの価値観を認める事」が大事なのです
R (Role = 役割)
関係が進展すると、お互いを補い合える能力や、人生のパートナーとしての適性が重要になります。簡単に言うとお互いに足りないところを補う「補完」です。電極と同じですが「+」同士だと「電流が流れない」のと同じで、+と-が補ってこそ、電流が廻り「力」になると考えています。
婚活でも、「自分と似た、ひとを探す傾向があります」年収の高い(お互い似たプラス同士)の男女の結婚は、私は、「何も生まないどころか「トラブル」を招く恐れがあります。逆にどちらかが稼ぎがよく、どちらかが家のことをする補完状態の場合ほど、「うまくいく行くのです」本交際の時に、「自分がお相手にに対して補えることは?」と考える事が大事でしょう。
SVR理論は、結婚相談所婚活に使える理論
もともとは、「恋愛理論」でありますが。ファッションや価値観などのベクトルを変えることによって、「結婚相談所婚活仕様」に変化できます。愛や恋などわからない人でも「SVR理論」なら理解できると思うのです。
結婚相談所婚活は、「戦略です」愛だの恋だの考えるのではなく「システマティック」に考える事が、幸せの近道だと考えるのです。